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ユナク/YOONHAK、スペシャルライブの出品日本酒が決定!

2023年5月20日(土) 、5月21日(日) の二夜限りで行われるユナク/YOONHAK、スペシャルライブ(BLUE EARTH MUSIC LIVE IN TOKYO ユナク/YOONHAK SPECIAL LIVE in I’M A SHOW)。

地球温暖化の影響による米作りの苦労を乗り越えて、こだわりの日本酒醸造に努力する4箇所の蔵元やパンデミックの被害とも闘うカリフォルニアワインの紹介・販売、試飲を行います。

今回、1980年代から各地の酒蔵へと足を運び続け、信頼関係を築いてきた地酒振興の草分け的存在である横須賀市の「掛田商店」のご協力の元、出品日本酒が決定いたしました。

是非、この機会に足をお運びください。

株式会社掛田商店 代表メッセージ

掛田商店は1934年(昭和9年)、創業者の掛田仁市が、酒や食品、燃料などを扱う小売店として商いをはじめました。その後、二代目・掛田勝朗が、地酒と伝統食品を扱う店へ刷新し、現在に至ります。

便利さや快適さを尊び、合理性を重視する価値観をもたらした大量消費時代。人と自然のつながりが切り離され、生き物として心身に必要な力が急速に失われてきました。

人と自然を繋ぐ「食」は人の中に自然を取り込む入口のようなものです。これまで先人達が育んできた「食文化」、日本独特の気候風土が生んだ「発酵文化」は、それぞれの地域で独特の酒や食品を生み出してきました。自然と人に均衡と循環をもたらし、人の身と心を豊かにする「食」を、私たちはもっと大切にできないのでしょうか。

当店は、自然と共生する社会の発展を祈りながら、よい「食」との出会いの場であり続けたいと思っております。

伝統に根ざした道具や製法を基本に据えて、良水とお米を用いて造られている選りすぐりの「地酒」の数は約70銘柄 。また、その土地の風土と文化に根差している当店だけのオリジナル酒も販売しております。

お酒を慈しむ造り手と飲み手に育まれてきた銘酒をどうぞ御賞味下さい。

掛田商店 掛田 薫

酒造・出品日本酒の紹介

■福島県 会津 高橋庄作酒造店『会津娘』

その土地の人がその土地の米と水を使い、その土地の手法で仕込む[土産土法の酒造り]を目指す会津の蔵です。会津、福島の酒造好適米で造る純米酒が基本。代表的なアイテムとして「一つの田んぼで取れた米ごとに仕込む純米吟醸酒」をコンセプトにした、圃場限定会津娘『穣(じょう)』シリーズが注目されています。

出品酒:「会津娘」純米吟醸『穣』徳久114

■栃木県宇都宮井上清吉商店『澤姫』

目先のトレンドに流されず、堂々と栃木の味を追求したいと、愛する地元・栃木産の厳選素材をふんだんに用いて下野杜氏が醸す酒。「澤姫」が追求する製造コンセプトは、ふるさと栃木の風を感じて欲しいという願いを込めた[真・地酒宣言]。普通酒から大吟醸・鑑評会出品酒まで、全商品の原料米に地元・栃木県産米を100%使用しています。
出品酒:「澤姫」吟醸酒夢ささら

■大阪府能勢秋鹿酒造『秋鹿』

秋鹿酒造は1886年大阪北部にあたる能勢にて創業。「秋鹿」という酒名は初代・奥鹿之助が『実りの秋』と自身の名前から一字を取って名付けられました。良質な酒米の確保のため土作りから拘り、蔵人自ら米糠、藁、酒粕など、米と酒造りに由来したもののみ使用した循環型無農薬有機栽培にも取り組んでいます。造りは全量純米酒で、精米歩合、醸造方法を工夫して多様な酒造りに挑んでいます。
出品酒:「秋鹿」山廃純米無濾過生原酒

■島根県邑南池月酒造『誉池月』

創業120年。島根県中部、広島との県境にある山深く良水のある邑南町の酒蔵。『酒は人があまり携わるものではない、醸すものだ。』という先代からの教えを守り、ふるさとの大地と農家の人たちとの絆の中で、酒全量を手のかかる昔ながらの木槽で搾る、小仕込みの酒造りを続けています。酒が地元の人に愛され誉となるように、「誉池月」の酒造りに精魂込めて取り組んでいます。
出品酒:「蛍舟」9号酵母純米無濾過生原酒(誉池月掛田商店オリジナル酒)